実はうちの旦那は元囲碁部主将。今日はじめて囲碁のルールを教えてもらった。そして全然わからない。難しいんだね。 そんな旦那から「それこそ『源氏物語』で碁打ってなかった？」と言われてびっくり。私『源氏』読むまで碁ってもっと新しい(江戸時代くらい)…

私のロッカーに雲居雁を貼り付けたのは誰ですか。 私が萌え死んだらどうするつもりです。

竹河巻終わり。橋姫巻を読んでる。 冒頭の「そのころ、世にかずまへられたまはぬ古宮おはしける」てのを見たとき「常陸宮は、八の宮？！てことはこれ末摘花巻宇治十帖？！」と思った。宇治十帖がどこからはじまるかも知らない国文学生って。ただの国文学生な…

椎本読了。 『源氏物語』の人が死ぬ時の書かれ方が苦手だなぁ。唐突に「亡せたまひぬる」とあったりするので「うあ！」って思う。なんだその説明。そんな風に唐突に訪れる死別の場面の描かれ方も無常さを表現する手法なのかなとは思うんだけど。何にせよこの…

今日はながめすぐしてた。 なんて平安朝の高貴な姫君ぽく言ってみたけど単純に用事もないから引き籠もって『源氏物語』を読みふけってただけ。 紅梅巻は楽しかったなぁ。今は竹河巻。ずっと「ウチの子、誰に縁付けようかしら？」って話がたらたら続いてる。…

うわー匂宮ってナマイキだなぁ。 そんで薫ってめっちゃクールだなぁ。 やっぱ薫のが好き…かも…。 恐るべし、「まめ人」の呪縛。 これからは浮舟になったつもりで読み進めていく予定。 皆様は薫と匂宮とどっちがお好き？

雲隠巻。 やっと正篇終了。 いよいよ匂兵部卿巻。 「光かくれたまひにしのち」。

御法巻は紫の上が死んじゃったって事が描かれるためだけに存在する巻だけど、死ぬ一年前からの「もういつ死ぬかも分からないんだから出家したいのにウチの訳分からん旦那がさせてくれない！」と紫の上が嘆き続ける流れからして切ない。 紫の上が死んでからも…

周りが一条宮に帰る支度をして追い立てるのに抵抗し続けて、ただ出家する事か死ぬ事しか考えない落葉宮の嘆く姿があるからこそ「おはしまし着きたれば、殿のうち悲しげもなく、人気多くて、あらぬさまなり。御車寄せて下りたまふを、さらに故里とおぼえず」(…

雲居雁の 「まろは早う死にき」 キター！(集成⑥82) さらに 「おいらかに死にたまひね。まろも死なむ」 キター！(集成⑥83) 夕霧巻もここの痴話喧嘩のために存在すると思えば愛せる。

卒論期は重要なとこ以外飛ばし読みしてたから通しで読むと、特に文の流れるリズムにはっとさせられる。 今読んでるのは私の大嫌いな夕霧巻。 以下マニアック『源氏物語』話。

夕霧くんと一緒だ。

卒論の本文を検索したら「中の劣り」が一度も使われてなかった。こんな重要事項に目をつぶり続けるって、どれだけ夕霧くんを偏愛していたんだ。もちろん「宿曜」もない。そのくせ「光源氏は夕霧を立派な政治家にしないといけないから大学寮になんたらかんた…

はてなダイアリーのいいところはキーワードのお陰で説明がかなり省けてしまうところだと思ってるんだけど、昨日の日記で書いた『異邦人』のキーワードをたどったら、カミュの小説については何も触れられていなかった。そんなわけで「なんだよ！！」とむくれ…

柏木の病床を見舞う夕霧の言葉。 「後れ先だつ隔てなくとこそ契りきこえしか、いみじうもあるかな。」 新全集脚注の現代語訳だと 「わたしたちは、後れ先立つといった隔てはないもの、とお約束申したではありませんか」 だって。 まるで夫婦ですよ。 比翼の…

家でネットを見るのなんて先月の26日以来だったから、ヤバい。 ほんとネットなんてしてる心の余裕はどこから生まれてくるんだ。 ゲイゲー(そんな言葉あるのかな)のレビューなんて眺めてる場合じゃないのに！ …そいやさ、夕霧と柏木って、仲良しよね…。

ドクターの妻帯者に勧めて頂いて読んだ本↓日本古代文学史 (岩波現代文庫)作者: 西郷信綱出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/12/16メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見る 葵上の死後まもなく源氏と結婚した紫上のくらしは、はた…

おはようございます。 今ねぐらから出てきました。 もう福島から通ってなんかいられないって事で30日から大学の近くにねぐらを確保しました。 友人たちの妄想を誘おうとそのねぐらのありかをナイショにしてたら妄想族の彼らは 「とうとうripskipと同棲を？」…

しばらく住所不定無職(22)の女になっていたaullyですこんにちは。 自宅でお正月を迎えた今朝、こたつから出るのが嫌で物一つを取るにものそのそと這い出すように移動してます。 そいや『源氏物語』ではよく「ゐざる」って語を見るけど室内での移動はハイハイ…

昨年は誰に対しても顔向けできない程お世話になり、本当にありがとうございました。 お陰様でこの上なく有意義な一年を過ごすことができたように思います。 このブログを書くようになって…何か月なんだろう？ネット環境がないので確認できない…まぁ、だいぶ…

研究室で、またしても「ツンデレ」「絶対領域」といったろくでもない語彙についての解説を求められるという憂き目に遭った。 ばやし子に絶対領域の意味を聞かれ、毅然と「ググれ」と返事をしているところに二年生が入ってきた。そして苦笑を買った。やったネ…

みやこのたつみ鹿ぞ… …住むんだっけ？鳴くんだっけ？ 誰かこの百人一首トークに乗って私の居場所を当てて見て下さい。 分かったらこっそり耳打ちして下さい。

柏木死んだー 夕霧になんて奥さん託しちゃダメ絶対。

柏木巻。 柏木との密通に恨み辛みいっぱいの源氏が、女三の宮が出家という段になって今更に泣き惑う姿、ちょっとかっこいい。どきっとした。 そいや、薫が産まれたのは普通に読み流したや。

若菜下巻脱出。 柏木巻突入。 改めて読んでみないと分らないもんだ、と思ったのが、若菜下末尾。 やっぱり柏木は源氏が殺してるようなもんじゃないかと。 源氏コワイ。

ひめさまの学会テーマは冷泉院かぁ。 私は夕霧だから… 兄弟学会ですねっっ (藤壺中宮に化けて出られそうな発言)

要は源氏も柏木もアホだよ。 「故院の上（桐壺院）も、かく御心には（藤壺との事を）知ろしめしてや、知らず顔をつくらせたまひけむ、思へばその世のことこそは、いと恐ろしくあるまじきあやまちなりけれ、と、近き例をおぼすにぞ、恋の山路は、えもどくまじ…

ひゃぁぁ〜 源氏怒ってる！！ こみあげる怒りが伝わってくるよ…（＞＜） 読んでて怖い。 もうね、柏木国外に逃げた方がいいよ！ いや、死ねばいいと思うよ！ …どのみち柏木もうすぐ死ぬね。それ思ったら今すごいむごい事言った。 でも柏木もむかつくんだもん…

源氏が… 柏木が女三宮に宛てた手紙を見つけた… なんかもう、気が遠くなりそう… その時の源氏の心内語をまた本文引用（新潮古典集成より） 「あないはけな、かかるものを散らしたまひて、われならぬ人も見つけたらましかば」 女三宮サイドに感情移入しすぎた。…

紫の上が！！ 死んだ！！！！！！！！！！！！！ (ただし一回目) 厄年に当たる紫の上がにわかに具合を悪くし、なかなかよくならないので源氏は上を二条院に移す。その看病ににかかりきりになって留守にしっ放しの六条院に柏木が忍び込む。その無体な振る舞い…