昨日の余韻(?)が。

書初め「愛」


柏木の病床を見舞う夕霧の言葉。

「後れ先だつ隔てなくとこそ契りきこえしか、いみじうもあるかな。」


新全集脚注の現代語訳だと
「わたしたちは、後れ先立つといった隔てはないもの、とお約束申したではありませんか」
だって。
まるで夫婦ですよ。
比翼の鳥、連理の枝か。結構な事ですね。