病院/助産院

妊娠生活振り返りシリーズ第一弾。
助産院出産を希望しつつも、妊娠後に再発した喘息のリスクを考え9ヶ月で提携先大学病院で出産した立場(つまり結局助産院出産は未経験)での主観的メリット/デメリットを書いてみようと思う。
病院、助産院によっても状況は全然異なると思うけどとりあえず私のお世話になった病院、助産院での比較。

  • 病院出産メリット/デメリット
    1. (総合病院の場合)産科以外の科との連携が取れる
    2. 医療行為(帝王切開、会陰切開、陣痛促進剤等々)が受けられる
    3. 産後の体調に合わせて薬を処方してもらえる(私は貧血の鉄剤とか鎮痛剤、子宮収縮剤をもらった)
    4. スタッフが多い
    5. 大部屋なら一緒に入院してるママたちと仲良くなれる
    6. 分娩台で出産(仰向け・がっつり照明)
    7. 母子同室は翌日からで初日は寂しい(体が休まるという意味ではメリット)
    8. 自分で産んだ!という充足感に乏しい
    9. 陣痛室・分娩室が別
    10. 分娩台では管だらけにされる(導尿したり点滴刺さってたり酸素マスクついてたり)
    11. 立ち会いの旦那はほぼ見てるだけになる
    12. 大部屋だと面会時間が限られる
    13. 上の子は病棟立ち入り禁止で退院まで会えない
    14. 食事はいわゆる病院食
  • 助産院メリット
    1. 畳でのフリースタイル出産
    2. 自分で産んだ充足感が得られる(はず)
    3. 立ち会い旦那も腰さすれだの体支えろだの助産師さんにスタッフ扱いされる(らしい)
    4. デフォで個室で旦那や上の子も泊まれる
    5. 出産直後から母子同室(産後疲れ果てた状態からお世話三昧という点ではしんどい)
    6. 陣痛室・分娩室どころか入院個室まで同じ
    7. アットホームで自然な雰囲気
    8. ごはんがおいしい(おいしそう)
    9. 安い
    10. 医療行為が受けられない(会陰が自然裂傷しても縫合してもらえない・会陰切開がない分お産に時間がかかる?何か異常があれば緊急搬送になる)
    11. 個室なので友達はできそうにない
    12. 産後貧血があったり胎盤の残りカスが残ってたりしても薬出してもらえなかったかも?

ぶっちゃけ私の場合結果だけ見ると病院でなきゃ産めなかった。会陰切開なしで産む根性なかったもんw
2回いきんで産まれたド安産だったけど、それ以上頑張れる気がしなかったw情けなさすぎるwww
だから充足感がない…なんて事言う資格もないというか。ほんと情けないけど。
ただし幸い喘息の発作が出なかったので根性の問題を抜きにすれば助産院でも産めたかな。破水から始まっちゃった場合でも産めるのか知らないけど。それを除いては至って正常なお産だったので。
でもこればっかりは誰にとっても何が起こるか事前に分からないわけだから「助産院でも産めたじゃん」という気はない。助産院にこだわっていた私を説得して下さった院長先生に感謝もしてる。
人の命さえかかってなきゃ「リスク気にし出したらキリないじゃん?」というスタンスで生きてるけど、我が子の命で賭けをするようなお産を人に勧めるわけにもいかないと思っている。
ただなぁ。それでも未練が残る程には私のお世話になった助産院は素敵でしたよ。一生に何度とないお産を満足なものにしたかったら、リスクを遠ざけ安産を勝ち取る努力を求められる産み方もありだと思う。勧められないけど。
最後に。私がデメリットに感じた事がメリットになる場合もあるだろうから人によるよね。さらに病院によって上の子も泊まれたり、逆に旦那も立ち会いできなかったりカンガルーケアがなかったりてこともあるので「病院であれば」というわけではないことをくれぐれもご注意を。安心・満足なお産を勝ち取らないとね。