お疲れ様でした

祖父が旅立っていきました。
一家全員が揃ったところを見計らっての旅立ちだった。東京から駆け付けた弟の顔も見せて病院から引き返したところだった。家でみんなで柿をむいて和やかにしてるところ、祖父には見えてたのだろうな。全員のスケジュールまで把握してたようだ。「明日の朝また来るからね」は「明日の昼帰ります」という意味と知ってて「そんなら今夜やな」と思ったのだろう。そういう祖父だった。
わんわん泣く私を相変わらず泣き虫だと笑ってることだろう。
ガンでどうしようもなくて、最期の5日間は飲まず食わず不眠不休の耐久マラソンをしているような状態だった。やっと解放されるね。お疲れ様でした。