まだ一番町はクリスマス気分が抜けないようです

研究室の公式行事である忘年会に参加してきた。
対面(うわ、私の携帯「といめん」を変換しよった!)はドクターの妻帯者(バッカス)。そもそも私のテーブルは私と妻帯者二人だけの閉じた空間で、さながら失楽園(「愛ルケ」映画化って近年稀に見る洗練されたギャグだと思う)だった。そのためビールピッチャーが蛇口が壊れた水道のように消費された。しかしバッカスが「最近お酒飲めないんだよね」とのたまった時にはヘヴンズドアーが開いたのかと思った。いい耳鼻科を教えて下さい。とりあえず妻帯者の方は私を「彼」と呼ぶのはどうにかして欲しいと思った。「あ、彼女、だっけ。忘れてた」と付け加えるのはアカハラとしか言い様がない。
ところで終盤中宮(イケメン)が私に寄り添ってきた時は、彼はついにそういうお店で働き出したのかと思った。ドキドキした。「周作の全集ね、もうすぐ届くはずなんだ」って…。卒論題材の本文手元にないんすか?でもま、優秀な彼のことだから卒論もサクサクおわらせるんだろな。文字数は私の十分の一って言ってたけど卒論進度は分量じゃないよね、うん。
シメにNりん先生の「今年は寒さが身にこたえる」という言葉に、チェリー先生が「寒い年ほど優秀な卒論が出る」と返したのは絶妙だと思った。テクスト研究を学ぶ我々は正しくこの文脈を「ダメ四年生が忘年会にフラフラ来てんじゃねぇよ」と読まねばならない。「来てる以上はそれだけのもん出せるんだろうな」とも。
怖いので今夜は布団を頭までかぶって眠るはめになりそうです。
ソツロン、コワイ。
駅のコンビニにナイスメガネを発見したのでそのあたりそーくんに詳しく聞かねば。