とかいいつつ毒

私はキャパのでかい男が好きです。
それ以前にキャパが小さい癖に詰め込んで、「忙しい」を連発する男は嫌いです。


それと言うのも「忙しい」を連発する人は、「自分のやりたい事」と「やらなきゃいけない事」を混同しているのではないかと思うからです。
「俺はこれだけ頑張っている。だから○○ができなくても仕方ない」という言い方をし、言い訳をする人はそれが自分で選んで「頑張っている」という事を忘れているような気がします。よってそんなものは言い訳にならない。
この場合の誠実なあり方は自分のキャパの小ささを素直に認めるか、「○○なんて俺がやりたい××と比べたら重要じゃない」と言うべきでしょう。それを「忙しいから」と言うのはあまりにも見苦しい。例え「○○」に彼女の名前が入るのだとしても。「勉強・サークル・バイトが忙しくて会えない」というよりは「勉強・サークル・バイトと比べたらお前なんてどうでもいい」と言ってくれたほうが誠実な気がする。そんなの私だけか。


変なコラムはここで終わり。こっからは日記っす。


研究室に行ったらボスがいた。研究室は3部屋が連結してできているので隣の部屋から声がするなぁと気付いた。でも何を話したらいいんだ、と思ってそのまま勉強していた。
そしたら向こうから話し掛けてきてくれた。こないだ見にいった野球の話。野球のルールを知らないのでよく分からなかったけど。でも楽しかった。すごく。幸せな気分だった。「諦めたい」と言った昨日の今日ですが。
野球部で一人で思いつめて部を辞めてしまった人がいるらしい。
「真面目な人なんだね。自分に厳しすぎるから悩むんだよきっと。私、自分に甘いから滅多に悩まないよ」
とからから笑った。
ボスの顔が突然こわばった。
しまったと思った。
「それもどうかと思うよ」


ボスは厳しい。私がどれだけ頑張ってもその上空500メートルにいてその努力を認めてはくれない。悔しくて泣いたのも1,2回じゃない。こいつに負けたくない。絶対に私を認めさせてやる、と思って勉強してきた。でも追いつき様はない。むしろどんどん遠くなっていく。すごくむかつく。悔しい。


こういう男は好きだ。
弱音を吐く男は嫌いだ。
そして弱音を吐く自分が嫌いだ。

「ウィーン八重奏団&田部京子」を聞きながら考えていたこと。(男のことばっか)