一か月振りの杜の都

熱がひいたとは言え意識を朦朧とさせたまま、お土産を置いてきたい一心で仙台まで行ってきたよ。「ごっ…ごま…ごまたまご…っ」といううわ言を発しながら青葉通を這ってたあの子が私です。
あの人にもこの子にも会いたいと思ってたのに風邪のあん畜生のせいでアポすら取らず、今日の飲み会もキャンセルした。あぁ。馬鹿馬鹿しい。


そんなわけで昼からCodaくん(同じ部・学部)と一番町でランチ。デミグラスソースハンバーグ。肉をもっそり食べた後は徒歩にて坂上り。
文食がリニューアルしててびびった。一言で言うと「できる男」になってた。一言で言えてないので説明すると「外見は木綿・かすりでも裏地は錦」になってた。説明になってない。


研究室の人は私を見るなり違和感なく「ちはーっす」と言い、コンマ数秒後に「あれ?」って。面白くもないコントみたい。卒業したという事を認識してもらえないままの人もいた。卒業して一か月しか経ってないしね。


先生方や先輩方にさっくり挨拶をし、2年生の若さに当てられ、なんかいい気持ちになって帰る。
古巣に帰ってみるとやっぱり懐かしくて、恋しくて、だぁーとなるけど、明らかに私の帰る場所はなく、前を向いて生きる以外に道はないと再確認させられたので、頑張ろう、明日から、と思った。明日から。今日はひたる。少しひたるよ。