天保十二年のシェイクスピア

映画じゃなくて舞台ですけど。
シェイクスピア天保十二年を舞台にしたミュージカルにまとめあげられているもの。


篠原涼子の『リア王』の三女とか藤原竜也ハムレット・ロミオくらいしか分からなかった…。でもシェイクスピア37作品全てが織り込まれてるんだそうで、シェイクスピアって意外と寡作ね、と思った。『源氏』で卒論書いたやつが言う事じゃないですかね。
性表現が露骨だったり唐沢寿明が乳揉んでたり藤原竜也が腰振ってたりしてたけど、なんというか「松茸と赤貝の佃煮」はおいしそうだなぁと思った。
シリアスなシーンでもくすっと笑わせられたり、篠原涼子の美声に酔い痴れたり、藤原竜也の殺陣に惚れ惚れしたり、夏木マリ高橋恵子の色気にあてられたりする楽しい舞台でしたよ。それにしたって夏木マリのメイクは…
あと人死に過ぎ!と思ってたらエンディングで全員幽霊姿で出てきてた。宝塚って死んだアンドレが羽付けてきらびやかにエンディングよね。オスカルも。
シェイクスピアがいなかったら♪文学博士になりそこねた英文学者が随分出ただろう♪」という挿入曲、結構何にでもあてはまると思う。でも江戸時代に舞台を移しても成り立つってのは楽しいなぁ。
やっぱり藤原竜也はかっっこいいぃなぁぁ(はぁと)。篠原涼子もきれいぃぃぃ(はぁと)。
ripskipも唐沢さんのセクシーなふんどし姿を見てみればいいんじゃないかな。